2010年12月22日水曜日

ハクサイの収穫と出荷

12月19日(日)、野菜栽培23日目。

今日は金曜日の続きでハクサイの収穫と出荷。

私が出荷用のダンボール箱を組み立てて、母がハクサイを切ってその箱に詰め、私が箱を軽トラックに積み込む作業。

ちなみに箱は6本入りと4本入りの2種類あって、4本入りのほうが大きめのハクサイ用。

私はハクサイ切は少し覚えたが、まだまだスピードが遅く母の足元にも及ばないし、箱に詰める作業はハクサイの大きさを判断しなければいけないので、この部分はまだ任せてもらえない。

全部で90箱ほど作って、軽トラック2台で地方市場へ出荷して作業完了。

本日の作業時間 母・私:6時間

培養液の成分分析

12月18日(土)、野菜栽培22日目。

今日は休日で、仕事はトンネル栽培のレタスの換気のみ。

実は昨日のうちに以前使った『みどりくんスターターキット』にて、水耕栽培の培養液の成分分析をしておいたので、以下はその記録。

ちなみに培養液はハイポニカを使用。

【EC(導電率)】1.29

導電率は肥料濃度の指標になるとのことで、試しに純水で計ってみたら0.0だった。

ちなみに使用したのはこちらのECメーター。

【pH】6.0 【硝酸体窒素】30kg/10a

【水溶性リン酸】25kg/10a 【水溶性カリウム】25kg/10a

成分的には野菜の生育には問題なさそうなことがわかって一安心。


既に発芽も始まってるし、今後が楽しみ!

本日の作業時間: 私 1時間 

レタスとハクサイの出荷

12月17日(金)、野菜栽培21日目。

今日は午前中に昨日収穫したレタスの出荷準備、午後からハクサイの収穫、その後両方の出荷。

ハクサイのほうは以前に芯割れが多かった黄ごころ80とは別で、初笑いという品種。

品種の違いのせいなのか、同じ畑でもこちらは芯割れほとんどなし。


夕方にレタスとハクサイを合わせて100箱ほど地方市場へ出荷し、作業完了。

本日の作業時間: 母・私 8時間

2010年12月20日月曜日

ビニールハウスの補修など

12月16日(木)、野菜栽培20日目。

今日はビニールハウス内のレタスの収穫。

その後、母は直売所向けの水菜などの種まき、私はビニールハウスの補修。

数年前の倒木によってビニールハウスに穴が開いたり、支柱パイプが曲がったりしているのだけど、補修してあった部分がはがれていたので、脚立を使って補修用の幅の広いビニールテープで張り直し。

穴というか、亀裂の長さは2mほどでL字型。

一番高いところは地上から4mくらいあるので、落ちないようにビクビクしながら、補修テープを内側と外側から貼って作業完了。

その後、以前から気になっていたトンネル栽培のレタスのビニールの汚れを掃除すべく、バケツと雑巾で拭いてみた。

きれいにはなるけど、中腰仕事で非常に手間がかかるので1畝の南側半分だけやって、心が折れた。

残り2畝ほどあるので、また暇なときにやってみるかもしれない。

本日の作業: 母・私 7時間

2010年12月19日日曜日

続・水耕栽培用設備の組立て

12月15日(水)、野菜栽培19日目。

昼過ぎに母が帰ってくる予定なので、それまで昨日の続きの作業をしていたが、母はそのまま出掛けることになり、この日は組立てに専念することに。

一晩様子を見てみて水周りは特に異常はなし。

設備の概念図はこんな感じで、培養液を温めて巡回させ、栽培層をビニールで覆うことで、野菜の栽培に適した温度の維持を狙ったもの。

【概念図】

早速、育苗用のタッパを水洗いし、そこに培地になるもみ殻のくん炭を敷き、水を撒いてから、リーフレタスの種撒き。

培地にくん炭を使う理由としては、軽く隙間が多いので根の張りが良くなることや保水力が高いことなど。

ちなみ培養液にはハイポニカ

種は風で簡単に飛んでしまうほど、小さくて薄い。

【リーフレタスの種】

水深が3cmほどあって、育苗用のタッパが半分以上水没してしまうので、急遽割り箸を井桁状に組んだゲタを敷いてみる。

【ゲタ】

【全体(閉)】

【全体(開)】

夕方頃になってやっと完成したと思い、しばらく稼動させて様子を見ていたら、給水量が排水量をわずかに上回っていて、栽培層にどんどん水が増えていることが判明。

このままではそのうち栽培層が溢れてしまうので、急遽排水口を拡大するための資材の買出しへ。

ハウス内に照明を設置して、夕食後に電動ドリルで排水口を倍近くまで広げ、しっかり排水できるようになったことを確認し、ようやく完成。

ゲタを履かせても育苗用のタッパが水に浸かりすぎている気がするし、ビニールで保温している際の湿度も気になるけど、しばらく様子を見ながら思考錯誤を続けてみるつもり。

本日の作業: 私 7時間

水耕栽培用設備の組立て

12月14日(火)、野菜栽培18日目。

今日は午後から母が旅行のため、基本的に作業はなし。

とは言っても、母は午前中に直売所へダイコンなどを出荷。

私は午後から昨日やれなかった水耕栽培用の資材の買出しとその組み立て。

先週のうちに栽培層用の浅い水槽をコンパネで作っておいたので、それをハウス内に運んでから、給排水用の配管やホースやポンプなどをつないで水を張ってみる。

【水槽】

特に水漏れしている様子はなかったけど、念のため一晩様子を見てみることに。

本日の作業: 母 2時間 私 4時間

12月13日(月)、野菜栽培17日目。

朝から大雨なので、基本的に作業はなし。

とは言っても、母は午前中に直売所へハクサイを出荷。

ハウスの中で水耕栽培の設備を組上げようかと思ったけど、結局寒くてやる気になれず。

本日の作業 母 2時間

2010年12月14日火曜日

レタスの換気

12月12日(日)、野菜栽培16日目。


今日は休日。

けど、木曜日にトンネル栽培のレタスの気温が日中50℃にもなることがわかったので、晴れた日の換気は欠かせない。

10時には起きて換気をするつもりだったけど寝過ごしてしまい、正午少し前に起床してすぐ換気へ。

やはり50℃近くまで上がっていて、急いでビニールを捲り上げる。


換気は両端に布を巻きつけた2メートルほどの棒を使って、午前中はビニールを捲り上げ、午後はビニールを下ろすのだけど、下ろすほうが上げるより数倍難しく、なかなか思うように作業が進まない。

少しずつコツがわかった気がするので、毎日少しずつにスピードをアップしたいところ。

本日の作業時間: 私 1時間

ハクサイの頭縛り

12月11日(土)、野菜栽培15日目。


父は朝から昼まで木材を粉砕機を使って育苗用の土作り。

母と私は11時からハクサイの頭縛り。

ハクサイは寒さにさらすと甘さが増すらしく、結球した部分を外葉でくるんで頭の部分を紐で縛ってやると、外葉が霜のバリアとなって、真冬でも収穫できるようになる。

ハクサイの外葉は大きく広がっているから、中腰でこれを拾い上げつつ、紐を回して、頭の部分を縛ってあげるのだけど、これがかなりの重労働。

紐の位置が下になりすぎてしまったり、紐が斜めにかかってしまったりして、1つ縛るのに3分以上かかってしまうし、前かがみの中腰だから足腰にかなりの負担が。

しかも、そばに栗の木があって、その落ち葉がハクサイの葉の間に入り込んでいて、これを取り除くのにも手間がかかる。

そんなことをしているうちに母は私の倍以上のペースで進んで行くので、かなりの劣等感と疲労感を感じるはめに。。。


まだ縛るほど育っていないハクサイも多かったけど、2人で2~3畝ほどの広さを縛って作業を終了。

本日の作業時間: 父・母・私 3時間

レタスの出荷

12月10日(金)、野菜栽培14日目。

今日は昨日収穫したレタスの出荷。

作業内容はいつもと同じく、私がレタスの不要な葉を落としたり切り口を切りなおして白い液を布できれいに拭き包装機へ投入する作業、母は包装されたレタスを等級別に箱に詰める作業を担当。

もう3~4度目の作業だけど、レタスの葉が暴れていて、なかなか作業のスピードが上がらない。

箱詰めしたレタスを軽トラックに積み終わってから、ほうれんそうの霜よけ用のトンネル作りを2畝弱。


夕方にレタスを地方市場へ出荷して作業完了。

本日の作業時間: 母・私 8時間

2010年12月11日土曜日

温度計いろいろ

12月9日(木)、野菜栽培13日目。


今日は午後からの作業。

まず、トンネル栽培のレタスの苗の状況を確認しつつ、ネキリムシにやられたところに苗を補充。

けど、以前にネキリムシ対策をしたせいもあって、被害はかなり少なくなったし、苗も順調に大きくなっているので一安心。

その後、日没までハウス栽培のレタスの収穫をして作業完了。

少し話が戻るけど、苗の状況を確認していて驚いたのが、トンネル内の温度の高さ。

13時過ぎの時点で48℃を超えていて、一昨日からの最高気温はなんと51.9℃!


それまでトンネル内の喚気はしていなかったのだけど、この数字を見て慌ててトンネルの裾をめくって喚起をすることに。

ちなみこの温度計、本体から1本外部センサーが出ていて、2箇所の温度が測れる上に、最高と最低の温度まで測れる優れもので、なんとお値段¥1007!

本体でトンネル内の気温を測り、外部センサーを地中に埋め込んで、地温の測定用に利用。

続いてこちらの温度計もアナログながら最高最低気温が測れるもので、ハウス内の温度管理に利用。

デジタルのものだと湿気の影響でどのくらい長く使えるか不安なところがあったので、デジタルとの比較用に購入。

ワンタッチで最高と最低気温をリセットできるのが便利。


こちらの円形のアナログ最高最低気温計は湿度まで測れるもので、庭に置いて外気の温度と湿度の管理に利用。

最高と最低気温をリセットするには、それぞれを示す針を手でまき戻す必要があるのだけど、誰が見ても一目で最高と最低気温と湿度がわかるのは便利。

なぜ3種類とも最高最低温度計かと言うと、逐一温度を測る手間を省いた上で、作物に影響の出やすい最高と最低の温度を簡単に知ることができるから。

これらの温度計を活用して、野菜に最適な環境の維持に努めたいと思う今日この頃。

本日の作業時間: 母 3時間、私 4時間

水耕栽培用の資材の買出し

12月8日(水)、野菜栽培12日目。

今日は休日。

以前から興味のあった水耕栽培を試験的にはじめるべく、簡単な設計図を描いてから、近場のホームセンターへ必要な資材の買出しへ。

なぜ水耕栽培かと言うと理由は色々あるのだけれど、一言で言うと単位面積あたりの野菜生産の回転を上げて生産性を向上させられそうだから。

『楽しく作るハイドロカルチャー』『いつでもレタス!―横着じいさんの超かんたん水耕栽培 』といった水耕栽培関連の書籍にもざっと目を通して見たけど、それほど難しくはなさそう。

まずはコンパネ1枚分の広さの浅い水槽を作り、そこに水と液肥を入れ、その中に野菜栽培用の鉢を置いてみるつもり。

設置するのはビニールハウス内、さらに水槽の上にもビニールをかけ、水槽の内の水の温度は観賞魚用のサーモスタットとヒーターで適温に保ち、同じく観賞魚用の水中ポンプで水を攪拌しつつ空気も取り込む予定。

なるべく支出を抑えるため、既にある鑑賞魚用の機器を活用し、今回買ったのはコンパネ(コンクリート用の化粧合板)2枚と角の補強用のL字型金具や給排水用につかう塩ビパイプやビーニールホースやそのジョイントなど。

コンパネは工作室で指示した大きさに切ってもらったので、あとは組み上げるだけ。

けれど、既に日が沈んでいるので、明日以降の空き時間に少しずつ行くつもり。

本日の作業: 私 5時間

2010年12月9日木曜日

ハクサイとレタスの種まき

12月7日(火)、野菜栽培11日目。

今日はハクサイとレタスの種まき。

作業内容は先週の月曜日とほぼ同じ。

ただ、今回はソイルミックスを使わずに、自家製の腐葉土に少々の石灰とくん炭(もみ殻を炭にしたもの)を混ぜてみた。

理由は炭が野菜栽培に非常に良いと農業雑誌に書かれていたという単純なもの。

出来上がった土を『みどりくんスターターキット』で土壌分析してみるとこんな感じ。



pH(H2O):7.0
硝酸態窒素:30kg/10a
水溶性リン酸:40kg/10a
水溶性カリウム:50kg/10a

『新版 野菜栽培の基礎知識』によると、ハクサイの好適土壌pHは6.5~7.0、窒素は30.6kg/10a、リン酸は27.6kg/10a、カリは30.0kg/10aとなっているから、ほぼ問題はなさそう。

種を撒きおわったら、ハウス内の熱線入りの苗床で保温。

その後、レールから外れて動かなくなったハウスの引き戸を2枚修理して作業を完了。

本日の作業時間: 母・私 8時間

2010年12月8日水曜日

もったいないレタス

12月6日(月)、野菜栽培10日目。

今日は昨日収穫したレタスの出荷。

作業内容は木曜日と同じ。

レタスの出荷作業をして思うことは、とにかく無駄になってしまう部分が多いこと。

というのも、まず畑(ハウス)での収穫時に何枚か外葉を数枚落とし、さらにレタスを梱包機へ投入する段階でもまた1枚前後外葉を落とすため。

外葉を落とす理由は、泥がついていたり、痛んでいたり、包んだときにレタスの玉が大きくなりすぎて包めないためだったりするのだけど、青々として一番おいしそうな外葉を落とさなければならないことに心苦しさを感じてしまう。

畑で成長した1つのレタスを100%とすると、そのうち出荷される部分は2/3くらいで、残りの1/3くらいは捨てられる運命にあることを知ってるのはレタスを生産している人だけなのかもしれない。

17時前に60箱ほどのレタスを地方市場へ出荷して作業を終了。

出荷したレタスのうち、実際に人々の口に入るのは何%くらいだろうと考えると、ちょっと怖さに近い感情を覚えてしまう。

本日の作業時間: 母・私 8時間

レタスの出荷

12月6日(月)、野菜栽培10日目。

今日は昨日収穫したレタスの出荷。

作業内容は木曜日と同じ。

レタスの出荷作業をして思うことは、とにかく無駄になってしまう部分が多いこと。

というのも、まず畑(ハウス)での収穫時に何枚か外葉を数枚落とし、さらにレタスを梱包機へ投入する段階でもまた1枚前後外葉を落とすため。

外葉を落とす理由は、泥がついていたり、痛んでいたり、包んだときにレタスの玉が大きくなりすぎて包めないためだったりするのだけど、青々として一番おいしそうな外葉を落とさなければならないことに心苦しさを感じてしまう。

畑で成長した1つのレタスを100%とすると、そのうち出荷される部分は2/3くらいで、残りの1/3くらいは捨てられる運命にあることを知ってるのはレタスを生産している人だけなのかもしれない。
15時過ぎに60箱ほどのレタスを地方市場へ出荷。

出荷したレタスのうち、実際に人々の口に入るのは何%くらいだろうと考えると、ちょっと怖さに近い感情を覚えてしまう。

本日の作業時間: 母・私 8時間

2010年12月7日火曜日

ハクサイの収穫と出荷、レタスの収穫

12月5日(日)、野菜栽培9日目。

木曜日の続きで、朝から父・母・私の3人でハクサイの収穫。

私が箱を作って、父と母がハクサイを切り出して箱に詰め、詰められた箱を私が軽トラまで運搬。

芯割れ続出の畑での続きの作業なので、やはり芯割れ多い。

【芯割れしたハクサイの数々】

昼までに100箱ほどを収穫し、軽トラック2台で市場へ出荷。

芯割れしたハクサイはご近所の方に軽トラで引き取りに来てもらったりして、ほとんどがおすそ分け。

市場から戻ってからは、火曜日の続きでハウス内のレタスの収穫の続き。

こちらも葉が暴れてしっかり結球していないものが多く、出来がいまひとつ。

野菜作りの課題が山積みの我が家です。。。

本日の作業時間: 父・母・私 8時間

2010年12月6日月曜日

ハクサイ畑の土壌分析

12月4(土)、野菜栽培8日目。

野菜栽培を始めてから初めての休日。

休日なので当然作業はしてないけれど、木曜の夜にハクサイ畑の土壌分析をしたのでその結果を簡単にまとめてみる。

分析に使ったのは『みどりくんスターターキット』という簡易土壌診断キットでお値段¥6,000。

測定できるのはpH(H2O)、硝酸態窒素、水溶性リン酸、水溶性カリウムの4種類で、それぞれ20回づつ使える。

必要なのものは診断対象の土の他には蒸留水のみ。

手順としては、付属の土採取器で5cc採取し、付属の容器に蒸留水50ccを入れておき、そこに採取した土を入れ、容器を1分振って、それぞれの試験紙を3秒浸して、色の変化を見比べるだけ。

結果はご覧のとおり。

【pH(H2O)】7.2

【硝酸態窒素】0kg/10a

【水溶性リン酸】40kg/10a

【水溶性カリウム】75kg/10a

『新版 野菜栽培の基礎知識』によると、ハクサイの好適土壌pHは6.5~7.0、窒素は30.6kg/10a、リン酸は27.6kg/10a、カリは30.0kg/10aとなっているから、我が家のハクサイ畑はややpH高め、窒素大幅不足、リン酸過剰、カリ大幅過剰ということが判明。

ただ、収穫時の土壌を分析しているので、窒素はハクサイに吸収された可能性も考えられるが、それにしてもリン酸とカリは過剰すぎる。

このあたりがハクサイの芯割れの原因の可能性も考えられるので、今回の結果を今後の施肥設計に活かしたいところ。

本日の作業時間: 母 2時間(直売所への出荷)

2010年12月5日日曜日

レタス苗のネキリムシ対策

12月3(金)、野菜栽培7日目。

天気は雨のち晴れのち雨。

朝から激しい雨なので、晴れてから作業をすることになって二度寝。

母は私が寝てる間に、直売所に昨日のハクサイを出して、レタスのトンネルにネキリムシ対策の農薬を撒いたとのこと。

ただただ頭の下がる思いでして。。。(汗)

そして昼前にはすっかり雨が上がって、午後からはネキリムシにやられたレタスの苗の再移植。

母が撒いたのはデナポンという農薬で、虫の大好物に殺虫成分が混ぜてある粒状のもので、霧状に吹き付けるタイプではないため苗への影響がないもの。

【ネキリムシにやられた苗とデナポン】

レタスの苗の1割前後は虫にやられていたけれど、すでにデナポン(写真の白い粒)が効いているらしく、弱りかけたネキリムシがそこかしこに。

2時間ほどで移植が終わって、今日の作業は終了。

本日の作業時間: 母 6時間、私 2時間

ハクサイの収穫と出荷

12月2(木)、野菜栽培6日目。

天気は快晴、気温は平年並みかやや高め、風なし。

今日はハクサイの収穫と出荷。


ハクサイの葉をなるべく落とさずに芯だけえぐれるように刃が反り返った包丁を使って収穫。

えぐりすぎると葉を落としすぎてしまったり、えぐりが足りないと土が着いてしまったりでなかなか加減が難しい。

そして収穫を始めて間もなく、ハクサイが芯割れしていることが判明。


こんなふうに育ち過ぎてと市場には出荷ができないとのこと。

原因は肥料過多か収穫の遅れによるものらしい。

収穫した約半数のハクサイがこんな感じなので、母が通りすがりのご近所さんに配ったり、電話して取りに来てもらったりして、なるべく捨てずに済むように努力。

割れてないほうは、箱詰めして軽トラック2台に分けて、80箱ほど市場へ出荷。


市場はハクサイで溢れかえってる感じ。

出荷を終えて家に戻ってから、畑に放置したままの芯割れハクサイをコンテナに詰めて回収。

回収したものを傷有り品として、明日母ができるだけ直売所に持って行ってみるとのこと。

私はちょうど先日頼んでおいた土壌分析キットが届いていたので、ハクサイ畑の土を持ち帰って今日の作業は終了。

本日の作業時間: 母・私 8時間

2010年12月1日水曜日

レタスの出荷とネキリムシ

12月1(水)、野菜栽培5日目。

天気は快晴、気温は平年並みかやや高め、風なし。

今日の作業は昨日収穫したレタスの出荷。

私がレタスの不要な葉を落としたり、切り口を切りなおして白い液を布できれいに拭き、梱包機へ投入する作業を担当。

母は包装されたレタスを等級別に箱に詰める作業を担当。

【梱包機】

とにかく葉が暴れたレタスが多いので、梱包機に投入できる状態まで葉をむしって、形を整えるのに一苦労。

あと、この作業をして気付いたのは、レタスの青々とおいしそうな葉ほど、規格のためにむしって捨てざるを得ないという切ない現実。

レタスが大きくなりすぎると梱包機で包みきれなくなり、セロテープを使って留め直す手間が増えるし、2LサイズよりLサイズのほうが市場では高値で取引されるためらしい。

14時過ぎに箱詰めが終わり、軽トラックへ乗せ、母がそのまま市場へ。

私は土日に移植したトンネルレタスの苗の植え漏れや枯れた部分の苗の補充へ。

作業をはじめてみると、ポツポツと枯れた苗が。

何箇所か苗を補充していると、葉だけが土の上に横たわっている不自然な箇所がいくつかあり、よく見ると葉の横に怪しい物体が。。。

【ネキリムシの食害】

そう、虫による食害。。。

【ネキリムシ】

見つけては摘まんで踏み潰し、また見つけては。。。

と何度か繰り返したけど、キリがないので15時半に作業を切り上げ、インターネットで虫の素性を調べることに。

この虫は通称ネキリムシと呼ばカブラヤガという蛾の幼虫であることが判明。

普段は土の中にいて、夜行性で葉は食べずに茎だけを食べるというかなりの曲者。

あとで母に聞いたところ、寒くなれば居なくなるとのことなので、ある程度の苗の補充を前提にもう少し様子を見てみることに。

移植してからわずか3~4日の苗をやられるとは、まさに野菜栽培の奥の深さを見せ付けられた出来事。

これは油断できん!

本日の作業時間: 母・私 7時間

レタスの収穫

11月30(火)、野菜栽培4日目。

天気は快晴、気温は平年並みかやや高め、風なし。

今日の作業はJAの直売所への野菜出荷とレタスの収穫。

まずは直売所への出荷。

母が畑からササッと採ってきたレタスや水菜など各十数個を包装し、ダンボール2箱分の野菜を軽トラックで直売所へ。

【水菜】

直売所では値段は自由に決めることができ、バーコードと作物名と生産者名の入った値札シールは、備え付けの機械に登録者番号と作物名と値段を入力すれば、必要な枚数を即座に発行できる。

今回は1個100円前後の値段なので、仮に全て売れても五千円にも満たない額にしかならない。

さらに直売所では自分の出荷した野菜が売れようと売れ残ろうと、必ず指定の曜日に確認に来て、売れ残っていた場合は持ち帰らなければならないというルールになっているとのこと。

売れ残った場合のリスクや手間を考えると、必ずしも農家にとって良いことばかりとは言い難いが、生産者が直接消費者と接点を持てる数少ないチャネルの1つであることも確か。

母的にはスキマ時間を活用しながら、お小遣い稼ぎと割り切って直売所の利用を楽しんでいるようだ。

ちなみに直売所でうまく稼ぐコツは「毎回多くの種類の野菜を少しずつ持ち込むこと」らしい。


続いて、10時からはハウスで青々と育ったレタスの収穫作業。


【ハウスのレタス】

母が切り取ったレタスを私がコンテナに詰めて軽トラックまで運搬。

ハウスで育てたレタスは葉が丸まり難い傾向があるらしく、葉があっちこっちを向いて暴れているものが多く、コンテナへ詰めるのに一苦労。

力を入れすぎると葉が折れてしまうし、ある程度力を入れて葉を丸めてやらないとコンテナに入るレタスの数が極端に少なくなったり、あとで包装する際にも都合が悪そう。

母が詰めたコンテナは山盛りにレタスが積んであるのに安定感があるのに対し、私が詰めたコンテナはスカスカで上に積んだレタスはグラグラ。

うまく丸まらないレタスと格闘しつつ、軽トラック2台強分のレタスを収穫し終えて、15時に作業を終了。

本日の作業時間: 母・私 6時間