2010年11月30日火曜日

レタスの種まき

11月29(月)、野菜栽培3日目。

天気は快晴、気温は平年並みかやや高め、風なし。

今日の作業はレタスの種まき。

以下、作業手順

① 自家製の腐葉土に石灰を少しかけ、スコップで混ぜ合わせる

② ①にソイルミックス(培養土)をかけ、スコップで混ぜ合わせる(割合は1:1くらい)

③ ②を育苗用のタッパに詰める

④ ③を地面に並べたっぷりと水をまく

⑤ ④に種を埋めるための穴を専用器具であける

⑥ ⑤に専用器具を使って種を入れる

⑦ ⑥をハウス内の熱線敷きの苗床へ移動。

【水まき】

面白かったのが手順⑤と⑥で使った専用器具。

⑤のほうは7×7マスのタッパに合わせて、7×7本の鉛筆のような棒が付いていて、一度に49穴開けられるもの。

⑥のほうは7×7の穴が開いたプラスチックの板を重ねたふるいのようなもので、種を何個も入れたまま左右に振るとまず上の穴に種が入り、全ての上の穴に種が入ったまま下の板を押し込むと、種がそのままストンと落ちる。

【種まき】

子供の頃に遊んだパチンコゲームのようでもあり、ちょっとでもずれると49個の種を手で蒔き直すはめになって、なかなかスリリングで面白い(笑)

ちなみに使った種はコーティングされたもので、品種はステディとバークレー。

午後は昨日までのトンネル作りの残りの2畝を終わらせて、15時に作業終了。

かがみ仕事が多かったけど、昨日までのように体を酷使せずに済んだので、筋肉痛の良いリハビリになったかも!?(苦笑)

本日の作業時間: 母・私 6時間

続・初日KO!

11月28(日)、野菜栽培2日目。

天気は快晴、気温は平年並みかやや高め、風なし。

起きたら当然のごとく全身筋肉痛。

昨日の作業終了後は即風呂に入り、夕食が終わって20時には就寝して疲労の回復に努めたのに、起きたら靴下を履くのも、トイレのフタを開けるのにも一苦労するような状態。

けれど、今日も昨日に引き続き、8時から春どりレタスの移植と防寒対策のためのトンネル作り作業。

昨日で9畝終わったので、今日は残りの9畝を予定。

【8時】

起きた時はとても作業できる気がしなかったけど、いざはじめてみるとなんとか体が動いてくれて、ゆっくりとではあるけど支柱立てなどをこなし、バテまくりながらも10時休憩、昼休憩を経て15時に作業終了。

【15時】

実は上の写真ではわかりづらいけど右の2畝はまだ途中で、日曜なので少し早めに切り上げることに。
昨日からの疲労はあるし、昨日同様にKOされた気分だったけど、少しずつ作業に慣れてきたので、作業効率的にはトントンだったかも。

まぁ、移植とトンネル作りがほぼ終わったので、レタスはきっとこの冬を乗り超えてくれるはず!

本日の作業時間: 父・母・私 6時間

2010年11月29日月曜日

初日KO!

11月27(土)、野菜栽培初日。

天気は快晴、気温は平年並みかやや高め、風なし。

今日の作業内容は、春どりレタスの移植と防寒対策のためのトンネル作りで、8時に作業開始。

【8時】

以下、作業手順。

①マルチャーでマルチ敷き(担当:父)

【マルチ敷き】

②機械でマルチを引いた上にトンネル用のスチールパイプ支柱の埋め込み(担当:私)

③支柱1本おきにロープで各支柱の頂部を連結(担当:父、私)

④育苗タッパからマルチの穴へ苗の移植(担当:母)

⑤支柱の上へビニール掛け(担当:父、私)

⑥支柱5~6本おきにクリップで支柱の頂部とビニールを固定(担当:父、私)

⑦支柱1本おきに左右交互に逆レの字型の釘を埋め込み、釘の頂部をロープで結んで、ビニールを固定(担当:父、私)


どれもこれもはじめての作業で不慣れだけど、特に大変なのが②と⑦の作業。

②の作業は支柱を埋め込むのにけっこう力がいるし、両脚を一度には埋め込めないので、片側ずつ作業しなければならない。

⑦はまず支柱の脚の少し外側に釘を埋めるのにかがみ込んで押し込まなければならないし、釘にロープを掛けた後に、釘を強く踏みつけて固定する必要がある。


10時の休憩時には、上半身汗びっしょりで、体は熱いのに寒気を感じたので急いで下着を交換。

 【10時】

休憩後は慣れない長靴とふかふかの土の上の移動がジャブのように足腰へ効きはじめ、足にはマメができ、昼休憩前にはもう立ってるのがやっとの状況。。。

【12時】

昼食はすぐには食べる気にはなれず、少し横になって体が落ち着いてから、お茶でご飯を流し込む。

そして午後はひたすら自分との戦い。

既に定年を迎えた両親が自分と同じような作業をしっかりこなしているわけだから、自分の手を止めるわけにはいかない。

15時の休憩時に冷たいサイダーで少しの鋭気を養い、なんとか17時まで作業をこなした頃には辺りは既に真っ暗。

【17時】

運動不足で体力がないのはわかっていたつもりだったけど、気持ち的にはKOされたも同然。。。


本日の作業時間:父・母・私:8時間

野菜栽培はじめました!

北関東の野菜栽培が主体の兼業農家に長男として生まれ、かれこれ三十数年。

今まで農業の手伝いさえ全くと言っていいほどしたことのない私。

そんな私があまりに唐突ではあるけれど、このたび野菜栽培を生業にしようと一大決心!

このブログは私の野菜栽培の一部始終の書き留め用。


本来であれば自己紹介などをしたいところだけど、ちょっと長くなりそうなのでまたの機会にすることにして、我が家の農家としての現状を。

家族は父・母・祖母・私の4人で、農業専従者は母と今回新たに加わった私のみ、嘱託社員として企業に勤めている父は土日や平日の早朝や夕方にトラクターなどの機械仕事を主に担当。

農地は田36a、畑50a、ハウス3a、計89aと小規模。

農機具はトラクター2台、軽トラック2台、マルチャーなどがあり、農機具置き場と作業場と車庫を兼ねた建物が2棟。

作目はレタス・ハクサイ・米・キャベツ・トウモロコシ、売上げに占めるレタスの割合が5割弱、ハクサイ3割弱、その他が2割。

出荷先は民間の地方市場が8割弱、JAの直売所が2割強。

経営状態は負債こそないけれど、人件費を含めて考えれば完全な赤字、含めなくとも雀の涙ほど額しか手元には残らない。


以上、考えれば考えるほど悲鳴しか出ないような状況ではあるけれど、まずは野菜栽培のノウハウを身につけ、この状況を打開すべく試行錯誤を繰り返して行くしかない!